Aviodroom (アビオドローム／航空博物館)

オランダの航空関係の歴史を追いながら、飛行機など多くの実物が見れるミュージアム。エントランスを入るとまるで空港のような雰囲気。いろんなサインがスキポール空港と同じ「黄色に黒文字」なんです。（フォントやピクトグラムも同じ！）チケット売り場はチェックインカウンター、手荷物検査の機械を見ながら中へ。館内には、ガイドツアーや説明をしてくれるスタッフがたくさんいるのですが、みんなパイロットの服装をしています。(おそらくですが、元技術者や航空関係の方達も多くボランティアスタッフとして勤務しているようでした。)

　室内展示は、熱気球から始まり、ライト兄弟のオランダでのデモ飛行、KLMの設立、そして戦時中の飛行機利用といった負の歴史にも触れています。2階にはロケットや国際宇宙ステーションなど宇宙開発のコーナーも。フライトシミュレータや中に乗れる機体もあり、大きい室内遊具も2カ所あり、航空ファンだけでなく子どもたちも楽しめる展示内容。今回は時間がなく見られませんでしたが、映画館もありました。

　野外展示も充実。なんと本物のボーイング747ジャンボジェット機が展示されていて、もちろん中にも入れるのです！貨物室やギャレーを見たり、ビジネスクラスやその先のコックピットも。馬を運ぶ専用のコンテナなんてものもありました。他にも遊具やアスレチックもたくさんあり、隣の飛行場から離発着する小型機も間近で見られます。訪問した時は、かなりオールドタイプな感じの飛行機や、小型セスナ機が格納庫から出て遊覧飛行に向かう様子を見学しました。格納庫では古い機体の修復作業も見られるそうです。

　別料金で観光フライトや8歳から参加できる操縦体験もありました。屋内から屋外まで、広くて一日中楽しめるミュージアムだったので、お弁当を持って外遊びも兼ねてゆっくり過ごすのも良さそうです！館内にカフェもありますが、飲食物の持ち込みもOKです。

　夏休みやシンタクラース時期など、特別イベントも多くあるので、ぜひ公式サイトで最新イベント情報をチェックしてみてください。