北ホラント州

SHIP(シップ/水門・港情報センター)

SHIP(シップ/水門・港情報センター)

webサイト:https://ship-info.nl/

住所:Noordersluisweg 1, 1975 AM IJmuiden

開館日:水~金、日 ※土曜日は休館。

入場料:無料

訪問日:2019年7月

見どころ

1.アイマウデンやアムステルダム周辺の港、水門について学べる!

2.目の前に実際の水門があって、船が通る様子を見ることもできる!

3.体験型展示で、港湾で働く人たちの仕事を学べる!

 IjmuidenとWijk aan zeeの間の運河堤防にある隠れた名スポットです。こんなところにあるのかしら・・・?と車を走らせていくと現れる大きな赤い建物。ここには、IjmuidenからAmsterdamにかけての北海運河地域の水路や、そこを通る船の運航をコントロールする水門の役割など、ヨーロッパで4番目の規模を誇るアムステルダム港湾エリアについて学べます。なんと入場無料!駐車場・トイレも無料で快適に使えるので、Wijk aan zeeやEgmond aan zeeなどのビーチの帰りに寄るのもお勧めです。(ただし土曜休館なのでご注意ください。)

 展示エリアに入ると、北海とアムステルダム港をつなぐ水路の旅を映像で体験できます。続いて、港湾開発の紹介や、このエリアで働く様々な職業の紹介。面白かったのが、その職業に就くためにどの高等教育課程のディプロマが必要か、プロとなるまでの勉強期間や、年収の目安なども紹介されていました! 自分の顔を合成した写真を撮って、メールで送ることもできますよ。

服装を選んでいきます。うまく揃うとその職業の解説が。
研究者になるには・・・!
実際に働いている人たちによる仕事紹介パネル

 他にもタッチパネルで、水門をうまく調整して船を通過させるゲームや、クイズなども。水門は閘門(こうもん)というタイプで、高低差のある水路で水位を調整しながらうまく船を進めさせないといけません。ちょっとしたパズルのようです。展示エリア自体は広くないですが、空いていてゆっくり回ることができました。平日だと学校団体の受け入れもしているようなので、日曜が比較的のんびり見れるかもしれませんね。

 また最上階には眺めの良いレストランと展望デッキがあります。そこからは実際の水門を見ることができ、運がいいと大きな船を通過する様子も見学できます。

 入場無料ですが、有料のガイドツアーを申し込むとプライベートガイドで詳しく解説をしてもらえます。5ユーロでコーヒー付き。アムステルダム港について詳しく知りたい人は、いろんな質問をできるガイドツアーも良さそうですね!